鍵はいつから存在してる?鍵の発祥と歴史
鍵を使っていると様々なものがありますが、
この鍵はいつの時代から存在したのか気になりますよね。
今回は、そんな鍵の歴史についてまとめていきたいと思います!
鍵はいつから存在している?
鍵の始まりは古くは紀元前2000年前の「エジプト錠」だと言われています。
「エジプト錠」は世界最古の錠のひとつと言われており、現在の錠前の主流である「ピンシリンダー錠」の原型担ったと言われてます。
(ピンシリンダー錠の詳細については前記事をご参考に!▶コチラ!)
その他、様々な鍵が歴史上存在し、その用途に合わせ変化、発展をしてきました。
パラノス錠
ギリシャ時代でも後半に登場したのが、このパラノス錠というタイプのものになります。
仕組みはエジプト錠とあまり変わりありませんが、ギリシャ時代から文化の発展とともに一層財産を守る必要が出てきました。
その為、より複雑に手が加えられており、従来以上の防犯性が実現したと言われてます。
中には金属製のものもあり、現代の鍵にも通ずるものが感じられます。
ウォード錠
鍵の歴史の大きな進歩が感じられるのが、このウォード錠の登場あたりからです。
ウォード錠の発祥は1500年以上も前と言われており、中世においてはイギリスの職人が突起のついた金属製の錠を作るようになり、この突起こそが「ウォード」といわれるものになったそうです。
鍵穴の中にもウォードがあり、セットである鍵のウォードとぴったり噛み合うようにできています。もちろんこのウォードが合わなければ鍵は回せない構造になってます。
他の鍵での解錠はできません。この仕組みにより、扉などの施錠をおこなっていたのです。
金属製の古めかしい鍵を想像すると、多くの人がこのウォード錠を連想することでしょう。
海老錠
アンティークキーとも呼ばれるこの錠は、7~8世紀の奈良時代の頃に日本へ伝来したといわれています。歴史的には紀元前750~30年頃と言われており、海老が連想できるコの字型が特徴的となってます。構造はかんぬき式の仕組みで施錠ができるかたちになってます。
正倉院や、その他現代の神社仏閣でも使われる由緒正しき錠になっており、奥ゆかしく伝統的な雰囲気が感じられます。実用のほか、アンティークとしても楽しまれています。
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