鍵の犯罪!!ピッキング以外もたくさんあります!
空き巣や泥棒など住宅への侵入に関する鍵にまつわる犯罪の多くは、ピッキングだと思ってしまいますよね。
侵入手口には他に様々な手段があります。鍵の防犯と併せて、防犯の観点で説明させて頂きます。
ピッキングについてはこちらの記事をご参照ください!
バンピング
バンピングとは、ピンシリンダーを開錠する手口でありピッキングよりも容易で、鍵穴に「」という特殊な鍵山をした器具を差し込んで、それに衝撃を与えることで正規の鍵を使わずに解錠する方法のことです。
(※ディスクシリンダーやロータリーディスクシリンダーはバンピングで解錠することはできません。)
この手法はピッキングよりも容易で、鍵穴に「バンプキー」という器具を差し込んで、それに衝撃を与えることで開錠します。
この「バンプキー」はアメリカなどでは一般に販売されており社会問題となっているそうです。
また、バンピングは傷跡などの形跡が残らないのでバンプキーを一つ作ることにより、シリンダー錠の型番が同じであれば、同様の方法ですべての錠前を開錠できる為、マンション・アパート・団地など、同型の錠前が数多く使われている集合住宅などは、特に狙われる可能性が高いので要注意です。
参照:「バンプキー」
破壊開錠
上記のピッキングやバンピングの他にも、鍵を壊す方法がいくつかあります。
・ドリルによるシリンダー破壊
*細目のドリルを使って、鍵穴内部の上ピンを破壊する方法。
・ホールソーによるシリンダー破壊
*ホールソー(円形の刃の電動ノコギリ)を使ってドアに円形にくり抜くように開錠する手口です。
特徴としては、ホールソー使用中はかなり大きな音が出る事、ことです。
・デッドボルトの切断
*ドアの隙間から金ノコギリを差し込んで、直接デッドボルトを切断します。
・シリンダー外し
*「シリンダーもぎ取り」や「ノブもぎ取り」ともいい、シリンダー部分および、シリンダーが付いているドアノブを、スパナやバール等の工具を使って強引に取ってしまう方法です。
・溶解破錠
予め鍵穴に吸収性ポリマー等の高分子吸収剤(カルボキシメチルセルロースナトリウム系のものが一般的)を入れた上で、さらに王水(濃塩酸および濃硝酸の混合物)を注入して、シリンダー内部を溶かすという特殊な方法です。
特徴としては音が全く出ない上に短時間で解錠できるという、非常に厄介なものです。
別名「メルティング」、「KGB破錠」とも言われています。
また、非常に原始的なやり方ではありますが、
実は最も多い住宅侵入の方法がガラスを破壊して侵入する手口で、以下の通り「打ち破り」、「こじ破り」、「焼き破り」等の3種類が代表的な手口です。
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