日常生活でわたしたちが「鍵」と呼ぶとき、持ち歩いている小さな道具も、ドア側についている金具も区別しないと思います。
普段何気なく使用している鍵。家に入るときも、大切なものを保管するときも、なくてはならないものですよね。
そんな生活の大事な部分を支えてる「鍵」について意識したことは少ないのではないでしょうか?
この記事ではそんな「鍵」についての基礎知識をまるっと分かるようにまとめていきます!
日常生活でわたしたちが「鍵」と呼ぶとき、持ち歩いている小さな道具も、ドア側についている金具も区別しないと思います。
実際は、鍵と錠といった形で2つセットで「錠前」と呼びます。
特定の人にしか解錠できないセキュリティシステムです。
デザイン性や防犯性は年々高くなっているものの、錠前の役割は昔も今も大きく変わっていません。
鍵とは大昔から貴重品やプライベートを管理する為に特定の人物しか開錠および操作することが出来なくなる様にする為のセキュリティーです。
鍵の構造は昔から大きくは変わっていません。
大きく、鍵、シリンダー、サムターンの3つで同船されており、錠前(鍵と錠)全体の名称は下記のようになります。
◆シリンダー
キーの入る部分(鍵穴)で,そのシリンダー用以外のキーでは回転しないようになっているところです。
◆ケース(錠箱)
錠前の機構の部分が納められている箱型(本体)の部分。扉の中にある彫込型と,室内側の扉面に取り付ける面付型とがある。
◆サムターン
デッドボルトを出し入れして施錠,解錠するためのつまみ
◆トロヨケ
ストライク部分の空間にモルタルなどが入り込まないようにするカバーのこと。
◆ストライク
デッドボルトとラッチボルトのドアの受側にある金具のことを指す。 ストライクが未調整の場合,デッドボルトとラッチボルトが引っ掛かってしまい,鍵がかからないという事態が起こるので,調整する必要がある。
◆フロント
ストライクに向き合う形になるドアの部品のこと。
◆ラッチボルト
ドアが風や衝撃によって勝手に開かないようにする為の部品のこと。先端が三角形のボルトになっていて,開けるときは取っ手を回転させて,ボルトを引き入れる。
◆デッドボルト
締まり機構のひとつ。 かんぬきの一種で四角な形状をしていて,こじ開けや押し込み,切断などの暴力破壊に耐える強度と大きさがある。
◆レバーハンドル
ラッチボルトをケース内に引き込んで空締り(仮締り)を解く把手のこと。
図1.
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